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2008/12/03

管理職

会社での私の立場は、管理職である。
二カ所の営業所の総括と、付随する工場の管理責任者となっている。

今から7年ほど前、雪印が食品安全衛生上、ずさんな衛生管理が原因とする食中毒問題を発生させた事件を記憶されている方もおられると思うが、時同じく頃、私の会社でも不良材料を大量に発生させ、それを元に加工された二次製品が全国の施工現場に使用された事件があった。
それをきっかけとして、工場生産管理部から独立するように品質管理部が営業部管轄となり、その新規初代の部長に私が就任した。

これによって、3つのセクションの総括を担うことになり、より多くの責任を自分で言うのも恥ずかしいが、この年齢でもおなかが全く出ていないスリム・・・・家内曰く痩せすぎらしい・・・・な体で一身に受けなければならず、体力的に精神面も含め精進できるか不安だったが、なんとか無事に今日に至っている。

会社人として、営業的成績をあげると言うことは当然の責務であり、またよりよい仕事を完遂できたときの喜びは格別のものがある。
しかし、もっとも肝心なことはトラブルの対処にある、

私にも経験があるが、トラブルの発生に伴う責任の所在を明確にせず、一個人に押しつける方がずいぶんとおられるようで、それらの上司を持った部下は常に悲惨な目に遭う。

スタッフが一番不安に感じることは、方針のぶれだと言うことを私は経験則的に学んでいる。
方向性が明確に定まっていない物事は多くの無駄を生む以外の何者でもなく、たとえ一旦決めた方向が結果的に間違っていたとしても、致命的な問題が発生していない限り、また発生の予見を見た場合、直ちに損害を極めて少なく押さえながら方向転換することが可能であり、的確に私たち管理者がスタッフを引っ張っていくことが出来れば、その結果発生する責任は明確に私たち管理者が負うということが明文化され、同時にスタッフの行動責任のバックアップは確実に私たちが取るという意志にも繋がり、スタッフに絶対的な安心感を与えることのなる。

長く理屈をこねたが、要はスタッフに安心してめいっぱい羽目を外すぐらいの活躍をしてきなさいねと言うことだ。
それによって発生したトラブルは君だけに押しつけたりしませんよと言うことでもある。

私もこの年齢になり、上司たちも既に引退した方、または引退間近となり実質的に権限の行使が難しくなった方などばかりだが、その分私クラスの管理職の権限が大きくなり、軽はずみの発言もスタッフの動揺につながりかねない程の影響力を持つようになっている。
これは、社内的にと言わず社外的でも同様で、うっかり発言は会社の信用を大幅に低下させるのみならず収益力まで損ねかねない問題につながる場合もある。
小さいながらも政治家の心許ない発言ミスと同様である。

しかし、責任は多くなり重くなった。
変わらないのは、年収であり、増加する税金関連を差し引いた、所謂手取額は確実に目減りする一方で、連動するようにお小遣いの目減りに涙の量も多く重くなった。

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