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2009/02/06

展示会

加盟している工業会が開催する展示会は、隔年であり昨年行ったので本来は今年は無いのだが、今回は違う趣旨の展示会にチャレンジした。

この展示会は毎年開催され、私はここ何年か続けて見学に出かけていたが、ついに出店側になってしまった。

私の会社は、二つの事業部があり、今回の展示会の趣旨はどちらかと言えばもう一つの部の方の比重が多いのではないかと思える内容だ。
しかし、私と違いそちらの部の部長は慎重派で腰が重いタイプだ。

そこで、私の部が展示会に出店すると言う趣旨で会社に稟議をあげ、了解を取ったがここから私のマジックが始まった。

基本ブースレイアウトに当初は私の部の製品を合わせ載せ、その隙間にもう一方の部の製品を配置して、あたかも隅っこにあるように見せ掛ける。
「これだと、少し寂しいから何か他に出すものが無いかな」
「これはどうだい」

あとは、ご想像に任せよう。
二つの部の展示物の比率をわざと、私の部ではない方に多めにしていく。
レイアウトを書き直す度に比率を広げていく。
レイアウト決定に持ちこむ頃には、一番乗り気なのはその部の部長になっていると言う訳だ。

私の部の展示会は当初記したように隔年に行われている。
それには、もう一つの部の出番は無い。

しかし、二つの部が切磋琢磨し、互いに競い合い協力し合って今日を築き上げてきている。
そのためにも、私の部のみにPRの場があるのは不公平ではないか、そう考えていた。

今回の展示会は、両部に共通する部分があり、会社が一つになってPRする事が出来る場だったので、全体の進行は私が行い、準備は両部のスタッフが相談しながらできた。

おかげで、営業の結束もより強くなったように見えて、私ともう一人の部長も満足な気分で閉会した。

世の中は、部課単位で競争をあおり、その結果社内競合が平気なライバルグループ養成企業が比較的多い。
しかし、金を落とす割合が多い先進国の人口は年々現象傾向にあり、従って消費も少なくなる方向である訳で、いつまでも右肩上がりの景気なんて、いつかは破綻するのは決まりきった事と言われ続けてきて久しい。
そういった意味からも、売り上げを競わせる旧式な営業管理は、時代に則していない事であり、人を育てると言う意味でもよろしくない教育であると言える。

私の会社は、それらを踏まえ長い時間をかけ人間を育ててきた。
だからこそ、展示会と言う小さな事から、クレーム発生となる会社の存亡が掛かるような有事の際も、しっかり地面に足を付けて、一致協力し早期対応と解決が出来るのだと自負する。

私の格言の一つ。

部下を叱るのは最後の行為。
その前に相談に乗れ、そして共に行動しろ。

部が違おうと、立場が上だろうと下だろうと、それ等は責任配分を単位化している肩書きに過ぎない。
共に満足出来る仕事をしようと言う気持ちが大切なのだ。

・・・・・・・・・展示会が終わり、ほっとした。

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