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2010/03/21

耐震関係のプロジェクト

日曜日の夜九時、NHKのスペシャルで、地震関係をテーマにした番組を放映していた。
先週は津波をテーマにし、先々週は長周期地震動だった。

何週間か開いていたがしばらく前は、二週続けて阪神淡路地震とそれらの関連をテーマにした番組を放映していた。

そのなかで、長周期地震動という地震があるが、これの存在は私の場合10年ほど前に初めて耳にしていた事柄だ。
過去にメキシコ地震がこの長周期地震動で大きな被害が出ているし、関東においても過去に長時間にわたる長周期地震動の揺れを観測した記録が残っているという。

今後、それらによる高層ビルの倒壊も予測され早期対策が必要と言われている。

さて、過日建築物を研究する某機関から、免震に関係する機器の問い合わせがあった。
なお、その機関が要求する用途に適した製品はあるが、適応した法令が未整備のため建築基準法上、使用できないと言うことも情報としてお話をさせていただいたところ、高層ビルが地震に見舞われたとき、構造物(スケルトン)が耐えられても、ビル内インフラが相当のダメージを受けた場合、被災後に改めてそこに居住することが不可能となってしまう。
そこで、現設計をどのように改善すればいいか、またどのような機器などをどのように設置すればいいかなど、相当大がかりな実験を行うのだという。

それらに私の会社の免震機器を使用したいという話だった。
同時に今回の実験の結果、それらの機器が十分に有効であるという結果が出た場合、法の未整備部分に対し、国に対する法制化の足がかりになるかもしれないという。

つまり、今回のプロジェクトのクライアントは、国土交通省と言うことになる。
更に、某機関は我々もそのプロジェクトに参加することを求めてきた。

そこで、昨年一年間掛けて取り決めてきた、ある業界基準策定時のメンバーに声を掛け、共同でこのプロジェクトに参加しないか募ってみたところ、複数社から色よい返事をもらうことが出来た。

官庁の仕事は、基本的に単年度単位である。
つまり、このプロジェクトは来年度(今年の4月)からのもので、現在は未定状態と言うことになっている。
だが、すでに実験場とその規模は仮決定状態であり、先のNHKで放映されていたと同じスケルトンにインフラを施工して実験を行うことになっているようだ。

これはおもしろいことになってきた・・・技術者冥利というものだ。
現業そっちのけでのめり込まないように注意しなければと、今からわくわくしている。

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